【今日の朝ドラ名言「ばけばけ」第43話】松野勘右衛門「武士の世が突如終わったように、人生というのは何が起こるかわからん」

#朝ドラ「ばけばけ」レビュー 公開日:2025.11.26

2025年11月26日に放送されたドラマ『ばけばけ』第43話。ヘブン(トミー・バストウ)との仲を取り持って欲しいと言う知事の娘・リヨ(北香那)と、ヘブンとリヨが恋仲にならないよう邪魔をして欲しいと頼む錦織(吉沢亮)との間で板挟みのトキは一体どうなるのか…。一方、新たな春がやって来た様子の勘右衛門(小日向文世)に、「おじじ様可愛くなっちゃってる」といった声が上がっています。

 

勘右衛門に小さな変化が?

ヘブンの家を訪ねてきた錦織。彼は、リヨとヘブンが“くっつかない”ようにそれとなく邪魔をして欲しいとトキ頼みに来たのでした。しかしトキは以前リヨに、ヘブンと仲良くなるために協力すると約束しています。そのため「難しいです」と断りますが、リヨの父・江藤知事(佐野史郎)が父親として心配していると聞いて承諾することになりました。

朝、朝餉を食べながら松野家の団らんのひととき。ヘブンに仲良くしている女性がいるという話題で盛り上がっていましたが、ヘブンの年齢を聞いた司之助(岡部たかし)は「そげなええ年して仲のええとは…全く、恥を知れというか…」と呆れ顔です。そして「ねえ、父上」と勘右衛門に同意を求めました。

しかし、勘右衛門の反応は「まあ、これまでの我々の常識ではな」と司之助の予想とは全く違ったものでした。そして続けてこう言ったのです。

今日の朝ドラ名言【2025年11月26日(水)放送 第43話】
松野勘右衛門「武士の世が突如終わったように、人生というのは何が起こるかわからん」

いきなり春が訪れることもあるのかも知れない。そう言う勘右衛門に、みんな呆気に取られてしまいました。

その後トキが「行ってきます」を言おうと外へ出ると、そこには近所の子どもたちにスキップを教える勘右衛門の姿が。そしてその傍らには、子どもたちを一緒に見守る年配の女性の姿もありました。勘右衛門の表情が緩みきっているところを見ると、どうやら春が訪れたのは勘右衛門のようです。

 

ヘブンとの仲を占うリヨに対してトキは…

土曜日、ヘブンが執筆に集中している最中にリヨが訪ねてきました。ヘブンとリヨを会わせまいと、“ヘブンは散歩中”だと嘘を吐くトキ。ヘブンに会うことを諦めたリヨは、今度はトキを外出に誘いました。

リヨとトキが向かったのは八重垣神社。トキが以前お見合いの成功を祈って恋占いをした、あの池です。ヘブンとの仲を占うため、池に硬貨を乗せた紙を浮かべ「沈め、沈め、お願い」と祈るリヨ。トキも協力するといった手前「沈んで、沈んで」と口には出しますが、心の中では「沈むな、沈むな」とブードゥー人形を握りしめながら祈るのでした。

リヨの占い紙がどのタイミングで沈むのか、また勘右衛門の恋の行方も気になる今回のお話。ネット上では「おじじ様が恋をして丸くなってる?」「勘右衛門に春がきたー! これで少しは柔軟になってくれるといいなあ」などといった声が上がっていました。

リヨには協力すると言いながら、錦織の頼みも断れず板挟みのトキ。リヨに恨まれる結果にならなければいいのですが、果たしてどうなるのでしょうか。

 

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