【今日の朝ドラ名言「作品名」第38話】レフカダ・ヘブン「Just like a tent!(テントみたい!)」

#朝ドラ「ばけばけ」レビュー 公開日:2025.11.19

2025年11月19日(水)に放送されたドラマ『ばけばけ』第38話。スキップを通じて少しずつ打ち解けてゆくヘブン(トミー・バストウ)と天国町の人々が描かれる中、トキ(髙石あかり)が見せた心配りに「これはヘブン先生も嬉しいだろうなあ」と感心する声があがっています。

 

唯一華麗なスキップを見せたのは誰?

トキが酔っ払って帰ってきた翌早朝、母・フミ(池脇千鶴)は外から聞こえる物音で目を覚ましました。外に出てみると、そこには跳ねるような動きを繰り返すトキの姿が。トキは西洋人の歩き方「スキップ」を練習していると言い、フミにも「やってみて」と促しますが、いきなりやってできるわけもありません。

サワ(円井わん)もやってきて3人で練習しますが、トキ以外は誰も正解を知らないため、なんともグダグダな練習風景になってしまいました。

その後、ヘブン宅へ出勤したトキは居合わせた錦織(吉沢亮)にも「スキップはご存知ですか」と質問。「西洋のあの跳ねるような動きか」と答えた錦織に実演してもらいましたが、彼も全くできません。「いつもはできるんだが…寝不足だ」と錦織が苦しい言い訳をしているところに、今度は勘右衛門(小日向文世)と司之介(岡部たかし)がやってきました。

そして始まる「スキップ大会」。「簡単極まりない」と言い放った司之介がやってみますが、やはりできません。では、司之介の無様さに「松野家の恥じゃ」と吐き捨てた勘右衛門はどうでしょう。皆がドキドキと見守る中、なんと勘右衛門はとても美しいスキップを見せました。これにはヘブンも「お見それしました」と驚きの表情。あれだけ異人を嫌っていた勘右衛門も、スキップができたことが嬉しそうです。

 

ヘブンを怒らせたトキですが…

そして夜。ヘブンは机に向かって夢中で執筆していました。手を蚊に刺されたようですが、気にすること無く一心不乱に筆を走らせます。しかし、その集中はガタガタとうるさい音で途切れてしまいました。トキが建付けの悪い雨戸を閉めようと奮闘していたのです。音が気になりながらもヘブンは机に向かおうとしますが、何度も聞こえる騒音についに堪忍袋の緒が切れました。

「シャラップ! アイデアが全部吹っ飛んだ!」

執筆を邪魔されて怒ったヘブンは、「あばよ、あばよ」とトキを追い立てて帰宅させてしまいます。しかしその後――。

深夜になり寝ようとしたヘブンの目の前には、蚊帳が吊られていました。蚊帳にはトキが書いた蚊の絵が貼られていて、足元には蚊帳の使い方を説明する絵も。これには思わずヘブンも笑みがこぼれました。そして蚊帳の中に入り、こう呟いたのです。

今日の朝ドラ名言【2025年11月19日(水)放送 第38話】
レフカダ・ヘブン「Just like a tent!(テントみたい!)」

ヘブンの顔にはトキを帰らせた時のようなイライラはすでに無く、初めての蚊帳へのワクワク感に溢れていました。少しでも快適に過ごして貰おうというトキの心配りに、ネット上では「絵で説明するのすごい!」「ヘブン先生の目が少年のようにキラキラしてる」「“テントみたい”の一言ですごくワクワクしてるのが伝わってくる! おトキちゃん良かったね」といった声があがっています。

少し距離の縮まったトキとヘブン。ひとまずトキのクビは回避されたようで、一安心ですね。

 

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