【今日の朝ドラ名言「ばけばけ」第27話】ヘブン「錦織サン、キメル、ヘタ!」

#朝ドラ「ばけばけ」レビュー 公開日:2025.11.04

2025年11月4日(火)放送のドラマ『ばけばけ』第27話では、無事に中学校での初授業を終えたヘブン(トミー・バストウ)が花田旅館の主人・平太(生瀬勝久)と喧嘩になり、花田旅館を出て生活するための女中探しが始まりました。第24話で、旅館で働くウメ(野内まる)の目を医者診せると約束したにもかかわらず平太がまだ医者に診せていなかったため、喧嘩になってしまったのです。

 

中学校に行けるようになったものの…

借金の取り立てが厳しくなり、トキ(髙石あかり)だけでなく、母・フミ(池脇千鶴)もシジミ売りとなりむき身を売ることに。花田旅館のおかみ・ツル(池谷のぶえ)は、ちょっと高いけど、といつものシジミに加え、むきシジミも購入してくれます。

ますで量るために旅館に入ると、「親子そろって働き者だ」という話に。トキは「働き者は母上だけで」というと、ツルから「おたくの父上が配る牛乳はいつも遅くて」と言われてしまいます。

申し訳なく思っているところにヘブンが身支度を整えて降りて来るので、トキは「こんな早い時間に」と驚きます。どうやらウメの目を医者に診せていないことが原因で、ヘブンは旅館に居たくないのだとか。「ジゴク、ジゴクという割に食事は残さず全部平らげる」と平太。フミは「異人はおっかない」とつぶやきました。

中学校では、錦織(吉沢亮)にヘブンが怒りをぶつけていました。「私が間に入るのでもう一度話し合ってみては」と言う錦織に、出ていくから家を探せというヘブン。あげく、「あんなひどい旅館」と言います。さらに、

今日の朝ドラ名言【2025年11月4日(火)放送 第27話】
ヘブン「錦織サン、キメル、ヘタ!」

と言うヘブンに「あんたが勝手に決めたんだろ」とぼやく錦織ですが、家を探すことを約束しました。

知事(佐野史郎)に話すと、ひとりで暮らすのは不便だろうからと世話をしてくれる女中を預け、金を使って雇えばよいと言われます。昼も夜も、という知事ですが、錦織の表情は固いものでした。

 

ヘブンの世話をする女中は誰に?

遊郭では、ヘブンが女中を探していると情報をもらったなみ(さとうほなみ)が、報酬を新聞記者の梶谷(岩崎う大)に渡すところにトキが遭遇。先輩遊女からラシャメンはひどい扱いを受けると聞いても、異人の妾・ラシャメンになると覚悟を決めたなみ。

田舎の両親の借金のかたに遊郭に売られまじめに遊女をやってきたが、いつかは遊郭を出たいと考えていること、それならこの話はチャンスだと、明るく話しました。

その夜、なみの元に訪れたヘブンと錦織。女中になるなら家事ができなければならないと話すヘブンに、なみは百姓の生まれで、8人きょうだいの長女だったと身の上を話します。料理の腕前のアピールになみが作った弁当を口にして、「うまい!」と話すヘブン。しかしその表情はなみを女中にすると決めたような、明るいものではありませんでした。

場面は変わり、トキの家でも夕食の時間です。そこに錦織が現れ、トキにヘブンの女中にならないかと話します。ウメに話を持ちかけますが断られたと明かしました。驚くトキ。どのような返事をするのでしょうか。

 

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