【今日の朝ドラ名言「ばけばけ」第24話】ヘブン「メ…。ダイジ。ワタシ…ミエナイ」

#朝ドラ「ばけばけ」レビュー 公開日:2025.10.30

2025年10月30日(木)放送のドラマ『ばけばけ』第24話では、ヘブン(トミー・バストウ)の左目が見えなくなった理由が明かされました。花田旅館で働くウメ(野内まる)の目の腫れを過剰に心配したのは、ヘブンの悲しい過去が理由だったのです。

 

ヘブンの左目の真実…

ある朝、花田旅館のみんなに目玉焼きの作り方をレクチャーするヘブン。ちょうど旅館にシジミを売りに来ていたトキ(髙石あかり)と、ヘブンの取材に訪れていた新聞記者の梶谷(岩崎う大)も一緒に見学させてもらうことにしました。

初めて見る目玉焼きにみんなが感激していると、ヘブンがウメの目を見て「What happened to your eye?」と尋ねます。ウメは昨日の夜から片目がわずかに腫れていました。ウメを心配したヘブンは、平太(生瀬勝久)に医者へ連れていくよう伝えます。

目の腫れは軽度だったので、平太は「あっ、オウメ メ オッケー」と明るく返しました。しかし、ヘブンは「ノーノーノー。オッケー ナイ。イシャ! イシャ!」と語気を強めます。驚いた平太はその場をやり過ごすため、そのうち病院へ連れていくと梶谷に通訳してもらいますが、つい「うるさいのう。こんぐらいでガタガタ」と本音がポロリ。

文句を言っているとわかったヘブンは、思わず「What did you say!」と詰め寄ります。梶谷から平太の言葉を通訳してもらったヘブンは、怒って部屋に戻ってしまいました。ヘブンの部屋の前で食事の片付けをするウメ。すると、ヘブンが英和辞書を見ながらこう伝えてきました。

今日の朝ドラ名言【2025年10月30日(木)放送 第24話】

ヘブン「メ…。ダイジ。ワタシ…ミエナイ」

ヘブンは幼少期にイジメが原因で左目を失明していたため、目の大切さに誰よりも敏感になっていたのです。ヘブンの優しさに触れたウメは、心が温かくなりました。

ウメとヘブンが話をしていると、階下からヘブンを呼ぶ錦織(吉沢亮)の声が響きます。ヘブンは錦織の声を聞いた途端、大慌てでなみ(さとうほなみ)からもらった手紙を手に遊郭へ逃げて行きました。

仕事中のトキが遊郭の前を通りかかると、ヘブンを追いかけて来た錦織が遊郭の前で途方に暮れています。遊郭に入れない錦織を気の毒に思ったトキは、一緒に遊郭でヘブンを探してあげることにしました。「あっ、おトキちゃ~ん!」と、なみに呼ばれてトキが振り向くと、部屋の中にはヘブンの姿が。錦織が帰って来るよう説得しますが、ヘブンは日本文化に触れるのが楽しいようで、なかなか出てきません。

するとそこへ、勘右衛門(小日向文世)が入ってきました。ヘブンは「サムライ」と目を輝かせますが、勘右衛門は「覚悟~!」とヘブン目がけて木刀で殴りかかります。突然の出来事に部屋中を逃げ回るヘブン。遊女たちの悲鳴が響き渡るなか、ヘブンはそのまま花田旅館へ逃げ帰りました。

この出来事以降、部屋から出てこなくなってしまったヘブン。中学校の授業もあるというのに、どうなってしまうのでしょう? SNSでは「英語教師以外に日本へ来た理由がありそう」「左目が見えないことが逃げることに関係しているのかな?」と考察する声があがっています。

なぜヘブンはこれほどまでに錦織から逃げるのか、真実が気になりますね。

 

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