【今日の朝ドラ名言「ばけばけ」第22話】トキ「あっまずいです。見たことない目しちょります」

#朝ドラ「ばけばけ」レビュー 公開日:2025.10.28

2025年10月28日(火)放送のドラマ『ばけばけ』第22話では、いよいよ将来トキ(髙石あかり)の夫となるレフカダ・ヘブン(トミー・バスドウ)が松江に上陸して来ました。まだ“異人さん”と“日本人の女の子”という薄い関係ですが、今日を境に2人の運命は大きく変わっていきます。

 

松江に異人さんがやって来た!

松江中学校の英語教師として、アメリカからレフカダ・ヘブンがやって来ました。ヘブンの姿を一目見ようと、船着き場に集まる松江の人々。背も鼻も高いヘブンの姿に、人々は「天狗みたいじゃ」「歩いちょる、歩いちょるぞ」と、まるで妖怪を見たかのように大騒ぎです。

集まった人々に向けて挨拶を求められると、つたない日本語で「ミ~ナサン! ニホンゴ…ハナシマス。カミガミ…ノクニ…マツエ! キテ…ウレシイ…ケン!」と、方言を交えながら挨拶するヘブン。日本語を話すヘブンの姿に大興奮した松江の人々は、警備員の制止も聞かず、皆ヘブンの元へ駆け出してしまいました。

船着き場に来ていたトキとサワ(円井わん)も、群衆に押されてヘブンの元へ。「握手してもらったら? せっかくだけん」と、サワにヘブンとの握手を促され、戸惑いながらもトキはヘブンの手を両手で握ります。「頑張ってごしなさい」とトキが言うと、ヘブンはトキを見て優しくほほえみました。

しかし、ヘブンの手を握ったのも束の間。ヘブンは警備員によって、あっという間にトキや群衆から遠ざけられてしまいました。握った両手をじっと見つめるトキを見て、「どげした? 骨が折れた?」と心配するサワ。トキは「あ~ううん…。気のせいだと思う」と返事をしますが、ヘブンとの握手で何かを感じたようでした。

ヘブンを船着き場から歓迎式典会場へ案内する錦織(吉沢亮)。しかし、ヘブンは三味線の音に魅了されてしまい、会場ではなく遊郭へ行ってしまいます。遊郭に入りたくない錦織は、船着き場から戻って来たトキとサワにヘブンを呼び戻すようお願いしますが、どちらも英語を話せないので上手くいきません。

大声でヘブンを呼び戻す錦織。しかし、ヘブンはさらに何かを見つけて遊郭の奥へ進んで行ってしまいました。ヘブンを追いかける錦織・トキ・サワ。なんと、ヘブンが進んだ先で見つけたのは、勘右衛門(小日向文世)でした。「サムライ」と目を輝かせるヘブンですが、勘右衛門はただならぬ雰囲気です。

【今日の朝ドラ名言「ばけばけ」第22話】
トキ「あっまずいです。見たことない目しちょります」

勘右衛門はいきなり「ペリー覚悟!」と、ヘブンに木刀で襲いかかりました。大慌てで止めに入る3人。しかし、ヘブンはこんな状況でもラストサムライに会えたことに感動するのでした。

錦織に連れ戻されたヘブンですが、今度は目の前にある花田旅館へ勝手に泊まると言い出す始末。ヘブンに振り回されっぱなしの錦織は、旅館で浴衣姿を楽しむヘブンを見て深いため息をつくのでした。

自由奔放なヘブンに、SNSでも「錦織さん不憫すぎる」と錦織を気遣う声が挙がっています。自由人ヘブンと真面目なトキ。性格も国籍も違う2人が今後どのように近付いていくのか、楽しみですね。

 

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