【今日の朝ドラ名言「ばけばけ」第17話】錦織「これ塗ったら出ていってくれよ」
2025年10月21日(火)に放送されたドラマ「ばけばけ」第17話。上京したトキ(髙石あかり)と銀二郎の下宿先に住む学生・錦織(吉沢亮)とのコミカルなやり取りが描かれ、視聴者の間で「待ってました! 国宝、吉沢亮さん登場!」「端から端まで面白かったです」と話題になりました。
トキとヘブンの人生へ深く関わるキーパーソンがついに登場!
松江を出て1週間と2日、ようやく東京へ辿り着いたトキ。節約のため極力歩きで移動していたトキの足は、豆が潰れて痛々しい状態になっていました。ようやく銀二郎の下宿先を突き止めたトキは、銀二郎がいるという部屋の前でしばらく右往左往。心を決め室内へ呼び掛けますが、彼からの返事はありません。
少しずつ苛立ってきたトキは、声音に苛立ちを滲ませ大声で銀二郎の名を呼びます。途端、「うるさい! 誰だ? 君は」と出てきた1人の男性。今後ヘブンをサポートし、トキの人生にも深く関わっていくことになる松江の神童・大盤石、錦織友一(吉沢亮)とトキは、こうして出会うこととなりました。
東京で出会った、松江出身の秀才。
“大盤石”の異名を持つ、錦織友一(にしこおり ゆういち)が登場!演じるのは #吉沢亮 さんです。#ばけばけ pic.twitter.com/MgnoZjuyBm
— 朝ドラ「ばけばけ」公式 放送中 (@asadora_bk_nhk) October 20, 2025
「銀二郎は仕事でいない」という錦織の答えに、彼が銀二郎の知り合いであることを確信したトキ。せめて銀二郎の仕事場だけでも教えて欲しい、自分は銀二郎の妻だと名乗ります。根負けし「彼は人力車の車夫だ」と教えてくれた錦織へ縋るトキは、初めての東京でどうすれば良いかわからないと不安を口にするのでした。
始終「取り込み中だ」と焦りを滲ませていた錦織はやがて、トキを数秒観察した後唐突に彼女を室内へ迎え入れます。とうやら錦織は、トキの足の傷に気が付いた様子。
今日の朝ドラ名言【2025年10月21日(火)放送 第17話】
錦織「これ塗ったら出ていってくれよ」
トキに軟膏を渡して優しい声音で伝えますが、そのまま深く眠ってしまったトキに思わず「アンビリーバボー……」と驚くことに。その後も眠るトキに振り回されつつ、結局彼女を見守る優しい錦織なのでした。
銀二郎と暮らす愉快で親切な仲間たち
夕方、西日を受け目を覚ましたトキ。そんな彼女へ声を掛けたのは、同じ室内にいた見知らぬ2人の男性でした。銀二郎と一緒に暮らしているという気の良さそうな2人は、松江出身の帝大生・若宮(田中亨)と根岸(北野秀気)と名乗ります。
自分が昼間出会った錦織が松江出身の帝大生で、明日の試験のため気が立っていたことを知り申し訳なさを抱くトキ。そんな彼女を気遣う若宮と根岸は、自分たちが帝大の門の前に倒れていた銀二郎へ声を掛け、そのまま同郷のよしみで暮らしを共にしていることを教えてくれるのでした。
錦織さんの下宿仲間である根岸さんと若宮さんは、松江出身の帝国大学の学生。
それまでの封建制度が廃止され、日本が近代国家としての道を歩み始めた明治時代。
「自分達が新しい日本をつくる」という志を持った優秀な若者が、東京で学んでいました。#北野秀気 #田中亨#ばけばけ pic.twitter.com/J0xDXK63d6— 朝ドラ「ばけばけ」公式 放送中 (@asadora_bk_nhk) October 21, 2025
その頃松江では、トキの幼馴染み・サワ(円井わん)が松野家を訪れていました。自分が雨清水家の人間であることを知っていたトキ。その上で夫・銀二郎を追い上京した彼女がもう松江に帰らないのではないかと、トキの母・フミ(池脇千鶴)と共に案じます。
この日の放送は、帰路につく銀二郎を映して終了しました。視聴者からは「銀二郎さんが優しい人たちに声をかけてもらえてよかった」「錦織とおトキとの掛け合いが物凄く面白かった」という声が続出。果たしてトキは銀二郎を連れ帰ることができるのでしょうか。明日の放送からも目が離せなくなりそうですね。