【今日の朝ドラ名言「ばけばけ」第14話】傳「親子として振る舞える…そんな日がいつか来ることを、わしは願っておる」
2025年10月16日(木)に放送されたドラマ「ばけばけ」第14話。トキ(髙石あかり)が傳(堤真一)の看病を始めて3週間。トキは1日も休むこと無く、雨清水家へ通っていました。そんなある日、司之介(岡部たかし)とフミ(池脇千鶴)から牛乳としじみを受け取ったトキは、小走りで雨清水家へ向かいます。松野家の面々はトキの後ろ姿を見て、なんとも言えない表情を浮かべるのでした。
内緒の親子時間
司之介から贈られた牛乳を口にする傳ですが、唇を濡らす程度しか飲み込めません。その姿を見て、トキはお粥を傳の口に運んでも良いかと提案します。食欲のない傳は、もう何も口にしたくない様子。しかし、愛しのトキからの提案ということもあって、お粥を口に運んでもらうことにしました。
傳の口にお粥を運ぶトキですが、傳は気恥ずかしさから吹き出してしまい、なかなか食べてくれません。「もう! ご病気なのかお元気なのか、どちらなのですか?」と思わず笑い出してしまうトキ。傳も「どちらなんじゃろう?」と笑い出し、どんよりしていた空気が和やかな空気に変わっていきました。「もう、いきますよ」と、傳の口へ再びお粥を運ぶトキ。傳は「あぁ…うまいのう」と言いながら、密かな親子時間に幸せを噛みしめるのでした。
いつか親子として…
夕方、タエ(北川景子)が自室で過ごしていると、土間からトキの悲鳴が。タエが驚いて土間に行くと、傳のためにしじみ汁を作ろうとしていたトキが、転んで指を切っていました。思わずトキの指に紙をあてるタエですが、心配する表情を見られまいと、床にこぼれたしじみを拾い始めます。
「あっ、大丈夫です。私がやりますけん」と慌てるトキ。しかし、タエは「休んでいなさい。しじみくらい拾えます」とぶっきらぼうに返し、続けて、しじみ汁の作り方を教えるよう言いました。まさかの発言に驚くトキ。しかし、怪我をした手ではしじみ汁を作れないので、トキはタエにしじみ汁を作ってもらうことにしました。
トキと料理ができる楽しさに、思わず笑顔がこぼれるタエ。しかし、その顔をトキに見られてはいけないと、タエはすぐに表情を切り替え、なんとかしじみ汁を完成させるのでした。
トキがフミさんに教えて貰ったしじみ汁作りを、今度はタエさんと一緒に。
北川景子さんは、「一緒に料理をするのが楽しいからこそ、気持ちを抑えながら接する、トキとの距離感が難しい」と、話されていました。#髙石あかり #北川景子#ばけばけ pic.twitter.com/EbTpVXhWMZ
— 朝ドラ「ばけばけ」公式 放送中 (@asadora_bk_nhk) October 15, 2025
その夜、タエに「今日は、おトキのしじみ汁が飲めた。よき一日であった」と嬉しそうに話す傳。タエも傳に「今朝も笑っていましたものね」と笑顔で返します。今朝の出来事を笑顔で話す傳ですが、思わずトキに父親として接してしまいそうになったことをタエに謝りました。
その言葉を聞いて、「それは…私もです。松野家にあの子を授けたとき、二度と母親の顔は見せるまいと誓ったのに」と返すタエ。
今日の朝ドラ名言【2025年10月16日(木)放送 第14話】
傳「親子として振る舞える…そんな日がいつか来ることを、わしは願っておる」
そう言う傳に、タエも「長生きするんですよ」と返しました。
トキと過ごす時間が、とても特別に感じられます。
割り切っていても消える事はない、我が子を大切に思う気持ち。
生きていればいつか、親子として振る舞える日が来ると願って。#堤真一 #北川景子#ばけばけ pic.twitter.com/8SxUoOJmQH— 朝ドラ「ばけばけ」公式 放送中 (@asadora_bk_nhk) October 15, 2025
その会話を襖の向こうから聞いていた三之丞(板垣李光人)。まさかの事実に何も言えず、その場から立ち去ってしまうのでした。
不穏な終わり方に、SNSでは「三之丞が気になる」「より孤独になっちゃうのかな?」と、三之丞を心配する声が多数。トキの秘密を知ってしまった三之丞は今後どのように過ごしていくのか、明日も目を離せませんね。