【今日の朝ドラ名言「ばけばけ」第7話】サワ「同じ生け贄だなあって。色町から抜け出すための」
2025年10月7日(火)に放送されたドラマ「ばけばけ」第7話。縁談が決まらず浮かない表情のトキ(髙石あかり)を励まそうと外へ連れ出す傅(堤真一)と、後日ついに始まったトキのお見合いが描かれ、視聴者の間で「雨清水家と松野家の関係が気になります」「傳様は、トキの明るい笑顔が見たかったのだろうな」と話題になりました。
祝言が決まらないトキを励まそうと連れ出したのは……
借金返済のため、働き手となるトキの婿探しをする松野家。橋に設置された柱へ手を合わせるトキの背中を見つめていたサワ(円井わん)は、ふと「言ったら、私たちも人柱だなあって」と零します。トキが手を合わせていた「源助柱」は、かつて橋の工事のため生き埋めにされた人柱・源助さんを祀ったもの。家の借金のため婿をもらうトキや一家が困窮しないよう教師になろうとする自分を源助の人生と重ね、
今日の朝ドラ名言【2025年10月7日(火)放送 第7話】
サワ「同じ生け贄だなあって。色町から抜け出すための」
と苦い表情で呟くのでした。
今日も「源助柱」に手を合わせるトキです。
怪談には、当時の人々の生活や価値観や社会構造などが反映されています。
源助柱の伝説に、自らの苦しい状況を重ねるサワでした。#髙石あかり #円井わん#ばけばけ pic.twitter.com/4UzkeP9qcy
— 朝ドラ「ばけばけ」公式 放送中 (@asadora_bk_nhk) October 7, 2025
工場の同僚たちが次々と祝言を決め、祝いつつも浮かない表情のトキ。そんな彼女を連れ出した傅は、「ランデブー」と称しトキと急な階段を登ります。階段の上にあったのは、トキが大好きな「松風の怪談」の舞台となった清光院。怖がりつつも無邪気にはしゃぐトキは「今、最っ高に楽しいです!」とすっかり元気を取り戻しました。
「ランデブー」が祝言で落ち込むトキを元気づけるためのものであることを明かした傅は、「おタエがよき相手を探しておる。安心して待っていなさい」と優しい励ましの言葉を投げかけます。帰宅後両親に傅との「ランデブー」について話したトキは、「おじ様もおば様も、遠い親戚の私を我が子のようにかわいがってくださるのはどげしてだろう」と疑問をぽつり。途端、顔を見合わせた両親は慌てて「無類の親戚好きだから」などと無理のある言葉を重ねます。2人が何かを誤魔化しているのは、誰の目から見ても明らかでした。
ついに始まったトキ1回目のお見合い!
半月後、タエ(北川景子)が手配したトキと中村家のお見合いの日がやってきました。松野家と同格の上士であるという中村家。「あとはトキが見染められるだけ」のお見合いを前に、トキは緊張を隠せません。
先に男性陣が顔合わせをする中、松野家の男性陣はまげに着物と、武士が廃れた明治の時代においても武士然とした格好を崩さずにいました。トキのお見合い相手となる中村守道(酒井大成)は、そんな2人に戸惑いを隠せない様子。中村家からまげについて言及された勘右衛門が「跡取りになればこのようになれるぞ」と嬉しそうに誘いますが、守道は表情を引き攣らせたまま曖昧に微笑むのでした。
お見合い相手の中村守道(なかむら もりみち)を演じるのは、#酒井大成 さんです。
果たしてお見合いの行方は…。#ばけばけ pic.twitter.com/l41zgVOSzR
— 朝ドラ「ばけばけ」公式 放送中 (@asadora_bk_nhk) October 6, 2025
この日の話は、完全に緊張しきったトキがぎこちない動きでお見合いの場へお茶を持っていくシーンで終わりました。視聴者は「『跡取りになれば、こうなれるぞ~』の台詞に朝ごはん吹き出しそうになった」と大盛り上がり。明日の放送をチェックして、松野家が隠している真実やトキのお見合いの結果を見届けましょう。