【朝ドラ「あんぱん」第129話レビュー】最終回直前! 「元気100倍や」崇を支えに病へ立ち向かうのぶ
今日は、アンパンマンの初回アニメ放送日。蘭子(河合優実)や八木(妻夫木聡)など、これまで崇(北村匠海)と関わってきた人たちは、みんな感極まった表情で初回放送を見ています。自宅にいた崇とのぶ(今田美桜)も、エンディングを見届けると満足した様子で手を取り合いました。
無言のプロポーズ
高知県の女学院へ、崇がデザインしたオリジナルキャラクターを納品しに行ったのぶ。なんと、そこで校長を務めていたのは、幼なじみの小川うさ子(志田彩良)でした。うさ子だけでなく、女子師範学校時代の恩師・黒井(瀧内公美)も、うさ子の上司として勤務している様子。のぶがうさ子との再会を喜んでいると、突然、「朝田のぶ!お宅の先生に伝えなさい。飢餓の人々を救う、平和のアンパンマンたれ!」と黒井が活を入れました。嬉しそうに微笑むのぶ。のぶは黒井の目を見ると、「はい」と答えました。
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黒井先生は女学院の理事長に、うさ子は校長になっていました🏫
「平和のアンパンマンたれ!」
嵩が女学院のために書き下ろしたキャラクターと一緒に!#今田美桜 #志田彩良 #瀧内公美#朝ドラあんぱん 見逃し配信中📱https://t.co/OIt64NaCVp pic.twitter.com/wRPlQHRdaN
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そのころ、難民キャンプへ取材に行く旨を会社で八木に伝える蘭子。すると八木が、「これ…誕生日には少し早いけど」と封筒を差し出しました。「キューリオの理念ですね」と嬉しそうに受け取る蘭子。記念日や誕生日にちょっとした贈り物をすれば、みんな仲良くなれるというのが、八木の会社の理念でした。
しかし、八木は「そんなのはただのきれいごとで、うそっぱちだと君は思ってるんだろ?」と言います。八木の本心を聞きたいと蘭子が言うと、愛や平和が幻想だと思われるような、くだらない世界を未来の子ども達に残すことは耐えられないと、八木は自分の気持ちを正直に伝えました。
「私もおんなじです」と返す蘭子。みんなに自分事として戦争へ関心を持ち続けて欲しいと話すと、八木は「わかった。行ってこい」と告げました。
「開けてもいいですか?」。蘭子が封筒を見せると、静かにうなずいて後ろを向く八木。封筒の中には八木お手製のメッセージカードが入っていました。蘭子が嬉しそうな表情でカードを封筒にしまうと、「帰ってきたら、考えてくれ」と言う八木。蘭子は八木の目を見ながら笑顔で「はい」と答え、会社を後にしました。
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八木からもらった手作りのバースデーカードを開いて、驚く蘭子…😳💍
「帰ってきたら、考えてくれ」
「…はい」#河合優実 #妻夫木聡#朝ドラあんぱん 見逃し配信中📱https://t.co/34GpW3H0Jy pic.twitter.com/WB1sSkm8Zp
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のぶの不調に動揺する崇
仕事が忙しくなったのぶは、星子(古川琴音)へ一緒に働いて欲しいとお願いします。戸惑う星子ですが、のぶは、みんなが見向きもしないときからアンパンマンを好きになってくれた星子にお願いしたいと告げました。
後日、出先から帰ってきた崇は自宅にのぶがいないことを疑問に思い、星子に尋ねます。最初は言葉を濁していた星子ですが、「奥様は…病院に行かれました」と正直に伝えました。
夕方、崇は橋の上で佇んでいるのぶを見つけます。「ごめん。具合悪いの気がつかなくて」と謝る崇に、「手術したら、すぐ元気になるき」と答えるのぶ。手術と聞いて言葉を失う崇に、のぶは「崇さんがついちゅうき、元気100倍や」と気丈に答えますが、崇の不安は消えませんでした。
SNSでは「蘭子は無事に帰ってくるよね?」「のぶの病気はどうなるの?」と、不安な気持ちを抱えた視聴者が続出。明日で終わってしまう『あんぱん』ですが、どのような結末を迎えるのか、最後まで見届けましょう。