【朝ドラ「あんぱん」第113話レビュー】嵩が漫画コンクールに挑戦!イタズラと間違えて切ってしまった電話に「もったいなさすぎる」の声

#朝ドラ「あんぱん」レビュー 公開日:2025.09.03

9月3日放送のドラマ『あんぱん』第113話。嵩(北村匠海)は漫画家としてのプライドをかけてコンクールに応募することになりました。中々出ない漫画のアイデアに苦しんでいるとき、ある人物からかかってきた電話に「ああ~! 嵩やっちまったなあ!」と惜しむ声があがっています。

 

漫画コンクールに挑戦することになった嵩

詩集も売れ、脚本を書いたラジオドラマ『やさしいライオン』も好評の嵩。しかしいまだ漫画家としては代表作がありません。そんなある日、のぶ(今田美桜)が雑誌の漫画コンクールに挑戦してみてはどうかと嵩に提案します。

とはいえ、嵩は既にテレビに出ている“漫画先生”。コンクールはプロ・アマ問わずのため「落ちたら物笑いの種」と躊躇する嵩に、のぶは「いごっそうになれ、嵩」と、嵩の伯父・寛先生(竹野内豊)の物真似で背中を押します。のぶのあまり似ていないながらも渾身の物真似に、嵩はコンクールに挑戦することを決意するのでした。

一方、のぶと同じマンションに引っ越してきた蘭子(河合優実)は、新しい部屋でひとりパンにジャムを塗って食べていました。そのジャムは、引越し前に八木(妻夫木聡)が蓋を開けてくれたものです。

八木のことが気になっている蘭子。しかし、蘭子の部屋には戦争で命を落とした豪ちゃん(細田佳央太)の半纏が飾られたまま。のぶは、「もし、蘭子に好きな人がおるがやったら、臆病にならんといてほしい」と蘭子に伝えます。母・羽多子も「あては、お父ちゃんという素敵な人に巡り会えたき、今のあてがおる」「自分の気持ちに正直に生きなさい」と、亡き夫・結太郎(加瀬亮)の帽子を蘭子にかぶせて応援しました。

 

電話をかけてきた相手はあの天才漫画家

さて、嵩の漫画はというとかなり苦戦している様子。描けども描けども、何かが違うのですがその何かがわかりません。食事のときも漫画のことで頭がいっぱいの嵩。「もし、これで駄目だったら僕は漫画家を辞める」とまで思いつめています。

ついに締切が迫ったある日、のぶは願掛けで父の帽子をかぶって掃除機をかけていました。そこへやってきた嵩。のぶの帽子を見て、何かをひらめきました。“帽子をかぶった正体のわからない男”「ボオ氏」のアイデアが浮かんだ嵩は、一目散に書斎へ。夢中で原稿用紙にペンを走らせます。

そこへかかってきた1本の電話。相手は「手嶌治虫です」と売れっ子漫画家の名前を名乗り、「あなたに仕事をお願いしたくて……」と切り出します。しかし嵩は「君、こういうことはもう止めたまえ」と電話を切ってしまいました。

かけてきた相手は本当に手嶌治虫(眞栄田郷敦)だったのですが、どうやら嵩はイタズラ電話と思ったようです。この勘違いに、ネット上では「手嶌先生からの電話切っちゃったのもったいなさすぎる」「これちゃんと話しできてたら、どんなコラボになったんだろ」「自分でチャンス潰してしまった…」と残念がる声があがっています。

そして完成した嵩の応募作「ボウ氏」。コンクールの評価はどうなるのでしょうか?