【朝ドラ「あんぱん」第104話レビュー】ほっといてくれ! のぶの家出で深まる夫婦の溝
2025年8月21日(木)に放送されたドラマ「あんぱん」第104話。忙しさを理由に漫画から逃げ続ける崇(北村匠海)に対し、ついにのぶ(今田美桜)が本音をぶつけます。痛いところを突かれ、思わずのぶに声を荒げる崇。のぶは崇の言葉を聞き、家を出て行ってしまうのでした。
忙しさを理由に漫画から逃げる崇
たくや(大森元貴)から、自身が楽曲を担当するドラマの脚本を書いてほしいと頼まれる崇(北村匠海)。脚本制作の仕事は漫画制作にも役立つと説得するたくやに対し、崇はしばらく漫画を描いていないことを伝えます。驚くたくやに崇は「漫画を描いていると、俺には才能がないって絶望的な気持ちになる。忙しくしている方が楽っていうか、自分の本業が何かわからなくなっちゃって…」と話すと、脚本制作の仕事も引き受けてしまいました。
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たくやから、テレビドラマの脚本を頼まれた嵩。
漫画を描いていると自分の才能のなさに絶望するという嵩は、忙しくしている方が楽だと話し…
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八木(妻夫木聡)の会社へ、崇が描いた宣伝用のイラストを届けに行ったのぶ。八木に「うちの人は、このまま漫画を描くのやめてしまうんでしょうか」と相談すると、八木は「天才はスランプの波も大きいからな」と返します。「つまり、崇さんは漫画家として天才だと?」と反応する蘭子(河合優実)。すると八木は「天才に化けるか凡人で終わるかは、苦しくても続ける努力ができるかどうかだ」と答えました。
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漫画を描かない嵩について八木に相談するのぶ。
「天才はスランプの波も大きいからな」
「つまり、嵩さんは漫画家として天才だと?」と蘭子。
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漫画から逃げるために、本業とは無関係の仕事を詰め込む崇。八木の言葉を聞いて、のぶは複雑な表情を見せるのでした。
夫婦喧嘩をきっかけに家出するのぶ
後日、脚本の打ち合わせで喫茶店を訪れた崇を健太郎(高橋文哉)とのぶが別席で待っていると、出勤前のホステスが3人も崇の元へ駆け寄って来ました。「子どもじゃなくて、女にももてとるばい。なんねぇ」と愚痴をこぼす健太郎の横で、不機嫌になるのぶ。のぶは健太郎と崇を置いて、1人自宅へ帰ってしまいました。
「ただいま…」崇が申し訳なさそうに自宅へ帰ると、暗い声で「お帰りなさい」と迎えるのぶ。ごめんねと謝りますが、のぶの機嫌は一向に直りません。自分にヤキモチを焼くのぶを嬉しく思った崇ですが、のぶは大きなため息をつき、「最近の崇さんは…おかしい」と伝えます。
続けて「無理やり仕事を詰め込んで、忙しゅうしてない?」と、本音をぶつけるのぶ。崇はのぶに苦労をかけないためだと返しますが、のぶは“自分のため”と言われ余計不機嫌に。漫画を描けない理由作りで仕事を詰め込む崇に、のぶは「このままやったら、目の前の仕事に流されて、描きたい漫画も描けんなってしまうがやない?」「昔みたいに、描きたいもんを描けばえいやんか」とたたみかけます。
正論を繰り返すのぶに、思わず「クサクサする」と口に出す崇。「うちのせい?うちが崇さんを追い詰めゆうがやろうか」とこぼすと、崇は「これは俺の問題なんだよ!ほっといてくれ!」と声を荒げます。
「うちがおると、仕事に集中できんでね」と言うのぶに対し、何も言い返さない崇。のぶはそのまま蘭子のもとへ家出してしまいました。
SNSでは「夫婦喧嘩リアルすぎ」「夫婦喧嘩こわい」と、2人の険悪な雰囲気にハラハラした視聴者が続出。すれ違う2人の行方に、次回も目が離せません。