【朝ドラ「あんぱん」第88話レビュー】嵩がついにプロポーズ! 子どもの頃からの思いを込めた真っ直ぐな言葉に祝福の声が殺到

#朝ドラ「あんぱん」レビュー 公開日:2025.07.30

2025年7月30日(水)に放送されたドラマ『あんぱん』第88話では、ついに柳井嵩(北村匠海)が若松のぶ(今田美桜)にプロポーズをしました。嵩がのぶへ長年抱いてきた思いを伝える真摯な言葉に、「こんなプロポーズ幸せすぎる!」との声があがっています。

 

就職が決まった嵩

三星百貨店の採用試験を受け、見事採用された嵩。そのことをのぶに報告しましたが、のぶはなんだか浮かない顔。嵩が「どんなに忙しくても、漫画は描くから」と約束すると、のぶはようやく心からの笑顔を見せたのでした。どうやらのぶは、就職して嵩が漫画から離れてしまうことを心配していたようです。

就職すれば安定した給料が手に入る。お金が貯まったら、一緒に住む家を借りようと約束する2人の顔は希望に満ちています。

そんな中、ガード下の人々にも変化が。のぶが仕事から帰ると、アキラ(番家玖太)が暗い顔でしゃがみ込んでいます。いつもとは違う様子に声をかけますが、アキラは何も言わず走り去ってしまいました。そこへちょうど通りかかったマサ子(小野寺ずる)とケイ子(行平あい佳)。2人は田舎で事業を始めた親戚の元へ行くところだそう。「いつまでもここにいるわけにもいかない」と、ガード下を去ることにしたようです。

アキラも引き取り手が見つかったらしい、と2人から聞いたのぶは、さっき見た彼の様子が気になっていました。やっとガード下に馴染んだのに、また知らない場所へ行かされる。小さな子どもにとっては不安で仕方がないことでしょう。

 

嵩のデザインが包装紙に?

一方、嵩は絵の才能を活かし、三星百貨店・宣伝部での仕事を順調にこなしていました。そして、職場の人の紹介で中目黒にある長屋の一部屋を借りられることに。のぶはその報告に大喜びです。

嵩はその日、部屋の件とは別に“大事な話”をしにのぶの元へ来ていましが、登美子(松嶋菜々子)が訪ねてきて話は中断。登美子は、今度嵩のデザインが三星百貨店の包装紙になるということを報告しに来たのです。実際には有名な画家の先生が描いたデザインに嵩がロゴを加えただけなのですが、それでも登美子にとっては喜ばしいこと。2人の結婚式の引出物はこの包装紙で包んでもらおうと、嬉しそうに提案します。

しかし、実はプロポーズもまだの2人……。のぶは「嵩さんは優しいき、亡くなった主人に気兼ねしちゅうがやと思います」と言いますが、嵩は逆に気兼ねしているのはのぶの方だと伝えます。そして、「2人きりにして欲しい」と登美子を帰らせた嵩は、改めてのぶと向かい合いました。

「いつも真っ直ぐひたむきに走るのぶちゃんのことを、子どもの頃からずっと愛しています」

亡き夫・次郎(中島歩)の分も、のぶのことを好きだった弟・千尋(中沢元紀)の分も幸せにするという嵩。「結婚してください」の言葉に、のぶは涙を流しながら「ふつつかものですけんど、よろしゅうお願いします」と頷きました。

やっと言えたプロポーズ。ネット上では「おめでとう!」「素敵すぎるプロポーズ!!」「嵩やるなあ」と祝福の声があがっています。

これからようやく始まる2人での新生活には、一体どんなことが待っているのでしょうか?