【朝ドラ「あんぱん」第72話レビュー】高知新報を救う嵩のペン! 挿絵・漫画を「1時間で描け」という無茶ぶりに嵩は……?

#朝ドラレビュー 公開日:2025.07.08

2025年7月8日(火)に放送されたドラマ「あんぱん」第72話。高知新報からの「無茶ぶり」に戸惑いつつ必死に作品を描き上げる嵩の姿が描かれ、視聴者の間で「やはり嵩は絵を描いている時が1番!」と話題になりました。

 

高知新報の緊急事態! 嵩の才能が輝くとき

翌朝の朝刊2面に穴が開くかもしれない。図案家として急遽高知新報へ呼ばれた嵩は、この穴を埋めるべく「記事に合った挿絵を1時間で描く」という無茶な要求を受けることに。突然の話に戸惑う嵩ですが、彼はなんと30分という短い時間で挿絵を完成させてみせました。

嵩の挿絵は即採用され、高知新報は無事危機を切り抜けます。嵩の実力を受け、残り1つの採用枠へ嵩を入れようと検討する霧島と東海林。2人の会話を聞いたのぶは、幼馴染みの実力が認められたことに心の底から嬉しそうな笑顔を見せるのでした。

1週間後、高知新報社会部へ採用された嵩。初出勤した嵩と偶然出くわしたのぶは、嵩本人にはあえて厳しい言葉を掛けつつも彼の背を笑顔で見送ります。こうしてのぶと嵩は、同僚として働くことになったのでした。

 

『月刊くじら』入稿直前のトラブルに嵩は……

のぶたちの手掛ける『月刊くじら』創刊号の発刊が迫ってきました。「売れますかね?」と不安げな岩清水。雑誌のテーマについて議論する中、「誰もが、活字に飢えちゅう。面白かったら読む」と東海林は断言します。

そうして訪れた最終締め切り日。何度も修正した記事がようやく東海林に認められ、安堵の息を吐くのぶ。残るは小説家・内田先生の記事を待つのみでしたが、なんと彼は原稿用紙1枚すら書くことなく行方をくらましてしまいました。入稿まであと1時間。覚悟を決めた東海林は「面白ければみんな読む」と再度宣言し、嵩の漫画を急遽採用することに。

社会部のオフィスから突然連れてこられ、「漫画を描け。50分で」と指示を受ける嵩。短すぎる時間設定と突然の指示に戸惑う嵩は、兵隊に行ってから一度も漫画を描いていないことを吐露します。それでも嵩は、幼い頃から心を寄せていたのぶの期待に応えることを決めました。

彼女を見つめ、何かを思いついたようにペンを走らせた嵩。「困った時の眼鏡君やな……」という東海林の感嘆の声に、誇らしげに微笑むのぶ。たったの50分という短すぎる時間設定の中、嵩は一体どのような作品を描き上げるのでしょうか。

理不尽とも言える無茶ぶりへ必死に応えようと実力を発揮する嵩の様子に、ネット上では「男を上げるチャンスだ嵩! がんばれ嵩」「困った時の眼鏡くん、いいな。ずっと描けてなかった漫画と向き合った時の表情、すごく良かった」「ようやく嵩の話が動き出して面白くなってきた!」といった声が続出。ひょんなことから同僚となったのぶと嵩。2人がこれからどのような活躍をしていくのか、明日以降の放送が待ち遠しいですね。