【朝ドラ「あんぱん」第68話レビュー】夕刊編集局解散の危機でのぶが放った“ある人”の言葉が「みんなが動き出しそうでワクワクする」と話題!

#朝ドラレビュー 公開日:2025.07.02

2025年7月2日(水)に放送されたドラマ「あんぱん」第68話。今田美桜さん演じる岩松のぶが語ったある人の言葉に、「前に進む力を先生がくれたんだね…」と感動の声があがっています。

 

高知新報・夕刊編集局に届いた知らせとは

高知新報が夕刊発行の申請をし、編集長・東海林(津田健次郎)と記者の岩清水(倉悠貴)と共に夕刊の担当となったのぶ。張り切るのぶは、戦争孤児たちの生の声を届けたいと原稿の執筆に精を出します。しかし、そこで編集長に告げられたのは突然の夕刊発刊中止でした。ショックを受けたのぶは、同僚の小田琴子(鳴海唯)と一緒にやけ酒ならぬ“やけ雑炊”をすることに。

一方、東海林と岩清水も上から一方的に告げられた発刊中止に少なからずダメージを受けていました。このまま夕刊編集局は解散になるのかと、すっかり落ち込む2人。しかし、そこへ戻ってきたのぶの顔はキラキラと輝いています。いそいそと原稿を書き始めるのぶに、「なんで?」と尋ねる岩清水。するとのぶは、「生の声を拾うって、決めたばかりじゃないですか」と笑みを見せるのでした。

夕刊はなくなっても、自分は記者になったばかりだからと意欲を見せるのぶ。「無駄になるかもしれんぞ」という東海林に、のぶが返したのは柳井嵩(北村匠海)の伯父であり急逝した寛(竹野内豊)の言葉「絶望の隣は希望」でした。

 

廃品を売って生活する嵩と健太郎

のぶの言葉に笑顔を取り戻した東海林は、露天で進駐軍から廃品回収した雑貨を売る辛島健太郎(高橋文哉)に出会います。そこでふと目に止まったのが、表紙に「HOPE」と書かれたアメリカの雑誌。先程聞いた「絶望の隣は希望」というのぶの言葉を思い出し、東海林はその雑誌を購入します。

東海林が立ち去った後、嵩が帰ってきました。雑誌が売れたことを報告する健太郎。そして、今日が誕生日だということをすっかり忘れていた嵩にプレゼントとしてペンを差し出します。それは、嵩にまた漫画を描いて欲しいという健太郎の思いなのでした。

ネット上では「ここで寛おじさんの言葉が生きてくるんだ…」「寛さんの遺した言葉で、みんなが動き出しそうでワクワクする」といった声が続出。

これから彼らにどんな希望が待ち受けているのか、目が離せませんね。